2018年6月24日日曜日

近況です(5~6月中旬)

しばらく更新が途絶えておりました。。。その間、バタバタしながらも、いろいろな仕事が進んでおります。主だったものを記載しますと・・・。

1.論文のプレスリリース

5/16に千葉大学学内にて、近藤さん筆頭論文に関するプレスリリースを行いました。多くの記者さんにお集まりいただきました。新聞、Webメディアなど、多く取り上げて頂けました。
  プレスリリース記事
  論文へのリンク
プレス発表の様子


2.日本リモートセンシング学会・成果発表

5/17、18は、日本リモートセンシング学会が東大・柏キャンパスにて開催され、17日にと特別セッション「陸域生態系研究におけるSGLIセンサーへの期待:地上検証・応用・展望」(セッション提案者:永井信さん@JAMSTEC)において、市井がGCOM-C SGLIの研究プロダクトとして計画されている陸域CO2フラックスプロダクトについて発表を行いました。また、セッション後の総合討論の司会を市井が務めました。

3.教育学研究科グループとのコラボレーション

5/23, 30には、千葉大学教育学研究科・藤川研究室(藤川大祐教授)とのコラボレーションとして、附属中学校にて人工知能に関する授業の補助を行いました。授業は、藤川研究室の大学院学生さん(佐藤さん)が主たる準備をし、私自身は、地球温暖化と植生の重要性いついて、そして、植生のCO2吸収排出量推定に向けた機械学習のアプローチに関する資料や知見の提供を行いました。実際の学生(中学生)との対話をしながらの授業、そして、その中に最新の研究成果などを含むことができ、非常に有意義でした。こちらは、6月のCEReSニュースレターに掲載予定です。写真もニュースレターに掲載予定です。

4.JpGUセッション開催・成果発表

5月20-24日に開催されたJpGU2018 (幕張)において、Global Carbon Observation and Analysisという英語セッションを市井がセッションチェアとして開催しました。口頭6件、ポスター約10件の発表を頂くことができました。本研究室からは、市井・近藤がそれぞれ発表を行いました。各発表は各研究分野の先端を行く発表内容で、非常に充実したセッションになったと思っております。来年も是非継続したいと思います。

JpGUでのセッション風景


5.AOGSセッション開催・成果発表

6月4-8日に開催されたAOGS2018 (ハワイ)において、「Current Status of Terrestrial Carbon Budget and Process Understanding」というセッションを当研究室・近藤さんがセッションチェアとして開催しました。口頭15件、ポスター5件の発表がありました。本研究室からは、市井・近藤がそれぞれ発表を行いました。本セッションでは、世界の著名な研究者も多く集まり、非常に盛り上がったセッションとなりました。また、セッション終了後には、ILAMB(陸モデルの評価ソフトウェアパッケージ)のチュートリアルセッション(市井はたくさん学びました!)、そして、セッションディナーなども開催されました。また、以前の職場の同僚の教員の方々ともお会いでき非常にうれしく思いました。

AOGSでの発表風景(近藤さん発表)

AOGSにおけるILAMBチュートリアル