2020年7月31日金曜日

2020/07 News (Monthly)

市井研究室 ニュースレター 2020/07号


再び更新がすっかり遅くなりました。6月は緊急事態宣言の解除に伴い、少しずつ元の生活リズムに戻りつつあります。ただし、学生らは、大学への立入が制限されており、大変な時期を過ごしていることと想像します。6月には以下のことがありました。

6月の実績・報告

・特任助教の山本さんによるニュースレター「ひまわり8の観測位置精度を評価 ~ 安心してください。ちゃんと補正されていますよ ~」がCEReSウェブページよりリリースされました。4月に出版されたRemote Sensing誌のGeostationary Satellite特集号に投稿した論文の成果を日本語で分かりやすく解説した記事になっております。是非、ご覧ください!

・CEReSニュースレターの4/5月号合併号において、本研究室の山貫さんの受賞(都市環境システム学科の優秀論文賞)の記事が掲載されました。山貫さん、改めておめでとうございます!

・研究プロジェクトに関する会合が2つ開催されました。
「メタン吸収能を含めたアジア域の森林における土壌炭素動態の統括的観測に基づいた気候変動影響の将来予測」環境省環境研究総合推進費(分担)のアドバイザ会合が6月9日にオンラインで実施されました。市井はサブテーマ2のとりまとめとして、これまでの成果と今後3年間の計画を発表しました。
「SGLIデータを用いた地球システムモデルの評価と高度化」(JAXA GCOM課題;分担)の研究会合として進捗の報告などを実施しました。

・最近、Journal of Meteorological Society of Japan (JMSJ)の編集委員会に仲間入りしました。これからJournalがよりよくなるようにいろいろと勉強させて頂ければと思っています。

・研究プロポ―ザルを2件申請しました。採択されるとよいのですが・・・。

2020年7月20日月曜日

2020/06 News (Monthly)

市井研究室 ニュースレター 2020/06号

更新がすっかり遅くなりまして失礼しました。相変わらずのテレワークモードが続いておりました。6月に入り、少しずつもとの生活に戻るような状況になってはきましたが、まだまだです。5月には、以下のようなことがありました。

5月の実績・報告

・千葉大学の授業がオンラインで開始されました。前期は、工学部・都市環境システム学科向けの授業が主な担当です。2年生向け「環境リモートセンシング」(2/3担当)、3年生向け「リモートセンサ計測」(1/3担当)です。スライド資料と映像資料の両方を作ることで授業に対応しております。

・中央大学の非常勤の授業もとりあえずは順調に進んでおります。今月は2回担当がありまして、いずれもWebexによるオンラインの講義を行いました。上手く伝わっているとよいのですが・・・。

・5月より研究室のゼミも再開しました。オンラインでの実施ということでいろいろと難しさは感じているもののまずは初めてみよう、という状況です。

・共著論文が1編受理されました。シベリアの温暖化・雪解け・総水量(GRACE)・河川流量の比較の成果です。
Suzuki K., T. Hiyama, K. Matsuo, K. Ichii, Y. Iijima, D. Yamazaki (2020) Accelerated continental-scale snowmelt and ecohydrological impacts in the four largest Siberian river basins in response to spring warming. Hydrological Processes, doi:10.1002/hyp.13844.

・ひまわり8号の大気補正や陸面への応用に関する論文を必死にコメントを入れたりして、修正をしております。市井の作業が少々遅れ気味で、ギアを上げなければ、、という状況です。

・研究室の学生が、研究室のサーバーの整備を行ってくれました。特に、ネットワークまわりを増強しました。そしてケーブル類が非常にきれいにまとまりました!素晴らしいです。

・プロポーザルの準備を進めております。国際共同研究(ロシアとオーストラリア)、海外研究者の招へい事業、そして科研費です。国際共同研究については、無事にギリギリに提出しました。残り2件はまだまだこれから、という状況でした。

6月の予定

・いくつか研究プロジェクトに関する打ち合わせなどが始まりつつありまして、その準備などに忙しくなりそうです。

・その他、論文の取りまとめ、7月開催のJpGUに向けた準備などが必要です。