2020年10月17日土曜日

2020/10 News (Monthly)

市井研究室 ニュースレター 2020/10号

9月の報告

  • まずは、9月7日~10日まで、「観測データ解析」という集中講義の授業を担当しました。Pythonを使って、様々な環境データを解析できるようになろう、という目標を立てて、プログラミング初心者でも習得できることを目標にした演習中心の授業です。従来は秋学期(10月~1月)の開催だったのですが、この内容であれば、短期集中のほうが効果的であろう、との思いから、集中講義になりました。今回はオンラインでの形式となりなかなかコミュニケーションがとりにくいものとなってしまいましたが、受講者の研究活動に生かせるようなものになっていることを願っています。研究室WebのEducationより授業資料の大部分が取得できるようになっていますので、皆さまの勉強にもお役に立てればと思っています。
  • 7月に開催された「New Advances in Land Carbon Cycle Modeling Workshop」というトレーニングコースに参加した学生の参加レポートがCEReSニュースレター8月号に掲載されました。10日間にわたるハードなトレーニングコースだっと聞きました。おつかれさまでした!
  • 本研究室初めての修士の卒業生として、Liu Zhiyanさんが修了しました。Liuさんはそのまま博士課程に進学します。(写真を後で掲載します)
  • 研究室のゼミを一部再開しました。まずは、ひまわりゼミとして、静止衛星をテーマに扱うメンバーのゼミで、週1日のペースで進めています。山本さん(特任助教)の課題の設定が素晴らしく、これまで上手く進んでいます。
  • 予算申請の季節になりました。まずは9月末締切の案件を一つ申請完了です。あとは科研費など、、がんばらないといけません。
10月の予定
  • 後期の授業が始まります。後期は「宇宙からの地球表層観測」(全学向け・主に1年生)を担当します。オンライン授業(動画配信)の準備ですね。受講生が興味を持ってもらえるようにいろいろと考えているところです。
  • 10月6日にNASA Amesでのセミナーで発表する予定です。静止衛星に関して、いろいろとコラボを進めていますので、良いタイミングです。準備進めます。
  • 10月7日に北極域研究セミナー(PAWCs)@名古屋大学、オンライン)で、当研究室M2の細谷君がこれまでの成果(InSARを用いたモンゴル域の地表面変動の把握)について発表します。
  • 10月15日に土壌呼吸関係のプロジェクトの打合せ(NIES, オンライン)があり、M1の山貫さんがこれまでの成果を発表します。
  • 10月末の気象学会において、市井・山本がそれぞれ静止衛星を用いた陸面解析について発表します。市井は主に可視・近赤外に焦点をあて、山本さんは、赤外に焦点をあてて発表します。10月30日の午前の比較的早い時間に発表です。