2022年9月4日日曜日

2022/09 Monthly News

市井研究室 ニュースレター 9月号


8月もあっという間に過ぎ去りました。特に、8月は、休暇を取ったり、大学の節電目的の研究室全体での休暇などがあり、非常に短かったような気がしております。我々のグループは、8月は少しゆったりとしていたかもしれませんが、いろいろと動きまくっておりました。

1.特任助教・研究員の着任

9月1日より、研究室に新しいメンバーが2名加入しました。特任助教のWang Ruciさん、研究員に相当するDaniel Henriさんです。Wangさんは主にVISITなどの陸域モデリング(環境省推進費)を研究課題として担当し、Daniel Henriさんは、地上観測、衛星観測、機械学習による炭素フラックスの広域推定(科研費 学術変革A)を担当します。また紹介は追ってしますが、大幅なパワーアップになることと期待しております。

2.大学院の入試

8月16日に博士後期課程、17日に博士前期課程の入試が行われました。本研究室では、博士前期課程4名合格、博士後期課程2名合格となりました。新たなメンバーも含め、研究室の活動に非常に期待をしています。

3.JSPS研究拠点形成事業のキックオフ会合

コロナで少し動きが遅れたものの、静止衛星陸面モニタリングに関するキックオフ会合をオンラインで実施しました。8月30日に約30名の方の参加を頂きまして、本プロジェクトの全容の紹介(市井)、千葉大CEReSにおける静止衛星の状況(樋口さん)、大気観測の状況(入江さん)、熱赤外プロダクトの状況(山本さん)などの説明を行い、その後、参加メンバーの自己紹介を行いました。特に、数名の方から、是非、海外連携を進めたい、との言葉などを頂き、まさに本事業が、希望者の方々に、希望を実現させるお手伝いができればと思っているところでした。

4.AOGEO TG-3 Taskgroup Meetingの開催

9/1に、AOGEO TG-3 (Task Group 3; Carbon and Greenhouse Gases; Carbon and GHG)の部会を開催しました。今回も昨年と同じようにオンラインでの開催です。WMOの方を含め、様々な方にご講演をいただき、その後、9/28-30に開催される第15回 AOGEOシンポジウムにおけるステートメント案を準備しております。急にもかかわらずご発表頂いた方々には非常に感謝をしております。