2017年9月23日土曜日

IPBES 2nd Author Meeting, Capetown

2017/9/18-22の日程で、南アフリカ・ケープタウンにおいて、IPBES Global Assessmentの執筆者会合が開催され、市井が参加してきました。今回は、5月に完成させた1次ドラフトのコメントを受け、2次ドラフトに向けて、どのようにしてよい評価報告書を作成していこうか、、という会議になりました。

IPBESについて、補足をしますと、IPBESは、「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム」と訳されており、IPCCの生物多様性版とも言われている組織です。

詳しくは:
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/activity/policy/ipbes/index.html

私自身は、生物多様性の分野は、直接の研究分野ではありませんが、生物多様性やその自然への影響を考える上では、生態系機能(CO2吸ったり、温度を下げたり、その他諸々)が重要な要素になりまして、そこを専門としていることから、執筆者として参加をしています。

5日間の会議ですが、朝から夕方までをほぼすべて打ち合わせをすることで、一気に進んだ気がします。あとは、これでまとまったことを、2次ドラフトに向けて、どんどんまとめていくことになります。

いくつか参加者のTwitterなどに写真を見つけてしまいました。

IPBES Twitter

打ち合わせ風景1

打ち合わせ風景2

https://twitter.com/IPBES/status/911243919782006784

2017年9月5日火曜日

第10回二酸化炭素国際会議(スイス)

2017年8月21日~25日まで、スイスのインターラーケンというところで、第10回二酸化炭素国際会議(International Carbon Dioxide Conference)が開催され、当研究室より、市井・近藤の2名で出席(発表)してきました。

今回は、近藤さんは、口頭発表の座をゲット!東南アジアのCO2収支に関する研究成果を発表してきました。会議に加えて、その他の研究打ち合わせなどもたくさんこなし、充実した滞在になりました。

この会議は、4年に一回の開催でもあることから、CO2のオリンピックとも影では言われる非常に重要な会議です。この会議において、口頭発表の競争率は非常に激しいなか、近藤特任助教は口頭発表の機会を受けることができました。素晴らしいです!!

口頭発表の会場の一つです。格式高そうな会場でした。

近藤特任助教の発表風景。多くの質問が来て、聴衆の関心の高さを感じました。

会場付近の風景。遠くには氷河が見え、近くではパラグライダーが飛んでいます。