3月25日は、大学での卒業式でした。当研究室からも4名の学生さんが旅立っていきました。今後の活躍を願っています。研究室で体験してきたことが、今後、どこかで役立つ日がくるといいなあ、と思ってます。で、実は、(一応)社会人経験者の私としては、卒業研究を通して習得したことは、非常に役に立つんだよ、ということを強く言いたいです。
簡単に書くと:
1.過去の研究のレビュー: 今までこんなことがやられてない、とか、こんなことが必要だ、という論理を立てる。膨大な文献調査(=マーケティング調査)が必要だ。
2.研究の実践: 作業や解析など、分からないことだらけ。でも、これを自分で理解しながら、習得する。自分で切り拓く能力の育成だ。
3.卒論の執筆: 文章力・論理力を養う場。やったこと、考えたこと、などを、的確に表現することは、まさに、さまざまな報告書・レポートを書くことに匹敵する。
4.プレゼン: 自分のやったことを、聴衆に分かりやすく説明する。と同時に、そのための資料を作成する。プレゼン能力はどこでも大事!
という感じです。市井研究室の厳しい(?)、難しい(?)卒論を切り抜けてきた皆さんでしたら、将来、自分で道を切り開けるよ・・・。ということで、おしまい!
2010年3月20日土曜日
生態学会を終えて・・・
先週は、生態学会(東京)に行ってきました。実は、生態学会は初めてでして、非常に大きな学会であることに驚きました。発表なしで、見学だけ。一番面白かったセッションは、JAMSTECの方々が中心になって行った、陸域モデルのセッション。非常に楽しく聞かせて頂きました。あとはCarboEastAsiaのセッションもまあまあかな。AsiaFluxのChairを務められているKim Joon教授の講演にはいつも強いリーダーシップを感じます。これらの2つのセッションで一つ残念だったことは、総合討論の時間がほとんどなかったことくらいでしょうか(特に陸域モデルのセッション)。陸域生態系モデルの世界では、いろいろとブレークスルーが必要なのかな、と改めて実感しました(今、ブレークスルーの概念を頭の中で設計しているところです)。今回連れて行った3年生の学生さんも非常に興味深くセッションを聞いていたようで感心しました。
こういった発表を聞くのは、自分自身のモチベーションを挙げてゆくのに非常に効果的です。来年は、是非、私の研究室から何件か発表ができるといいなあ、と思ってます。さあ、みなさん、がんばりましょう!
こういった発表を聞くのは、自分自身のモチベーションを挙げてゆくのに非常に効果的です。来年は、是非、私の研究室から何件か発表ができるといいなあ、と思ってます。さあ、みなさん、がんばりましょう!
2010年3月14日日曜日
専攻プロジェクト成果報告会
3月11日(木)は、福島市内にて、主に学内の教員で構成されているプロジェクト(阿武隈川関連)の成果発表会にて、発表を行いました。専門分野外の方もいろいろ来られるので、できるだけ分かりやすい発表を心がけましたが、いかがだったでしょうか・・・?
この研究、来年度が一応の最終年だそうで、そろそろ私もこれに関する論文も書かないといけないかな、と思っているところです。こういった流域スケールの水循環の話、というのは、国内の話でもあるので、日本語で論文が書けるといいなあ、、、と思ってます。さ、来年度中に、論文が投稿できるといいなあ、と理想をかんがえてしまい
この研究、来年度が一応の最終年だそうで、そろそろ私もこれに関する論文も書かないといけないかな、と思っているところです。こういった流域スケールの水循環の話、というのは、国内の話でもあるので、日本語で論文が書けるといいなあ、、、と思ってます。さ、来年度中に、論文が投稿できるといいなあ、と理想をかんがえてしまい
2010年3月8日月曜日
年度末に向けて・・・
年度末に向けて少しずつ忙しくなってきました。いくつかやらないといけないこと、報告書の作成、論文の修正、、、など、ちょっと忙しくなってきました・・・。自分のメモとして、やらないといけないことを残しおくと;
1.阿武隈シンポジウムの発表準備(3月11日)
2.JapanMIPのRevision(3月末)
3.地球システムモデル論文のRevision(鈴木君;4月初)
4.GCOM-Cの報告書(3月末)
5.卒論学生の論文準備(近いうち・・)
6.CarboEastAsiaのモデル比較の準備(3月末)
7.論文査読1件(3月末)
という感じで、結構忙しそうですね・・・。がんばります!
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