2013年12月25日水曜日

クリスマスパーティ?

昨日は、クリスマスイブ、ということで、緊急クリスマスパーティを行いました。その場にいた4年生・3年生の学生+1月より客員研究員となる方+市井の6名でのちっちゃなパーティ。でも、たくさん食べました。ということで、今後の卒論の完成に向けて、がんばりましょう!

2013年12月15日日曜日

AGUが終わりました

AGUも無事に終わり、今は、サンフランシスコ空港で帰国便を待っているところです。

今回の学会では、私自身の発表が初日に終わったこともあり、比較的、余裕を持って、残りの日々をすごしました。主に見たのは、モデル比較研究に関する発表、や、統合モデル比較に関する発表、モデルの最適化、など、自分自身が深く関わっているプロジェクトに関する発表を中心にいろいろと見て、現状を感じてきました。正直な感想としては、もちろん、各分野、どんどん深くなって、どんどん動いているのは分かるのですが、自分たちもがんばって、どんどん成果をあげればいいのかな、という、前向きな感じ。もう少し研究テーマについても絞りつつ、ある程度焦点を絞った研究の進行が必要なのかな、、、と思いました。

ということで、今後も、どんどんがんばって、常によい論文を書けるグループを目指して、がんばりたいと思います。

2013年12月1日日曜日

AGUの準備です

来週のアメリカ地球物理学会の発表の準備のために、大忙しとなっています。

今回のネタは、アジア域における陸域生態系モデルの相互比較、ということで、今は、先日出版された論文(Remote Sensing@AVHRR特集号、J. For Res@CarboEastAsia特集号)の結果から、少しでも前に進めようと、必死に努力をしているところです。

最近は、私の中では、パラメータの最適化に関するコードを組むのに時間を割いておりまして、ここ2日間は、サポートベクタ回帰モデルのモデルパラメータの最適化の組み込みをしていました。これまでは、少し、人の手作業の手間が入っていました。本日、やっと動き出し、ほっと一息です。

最近のプログラミング言語の発展はすばらしく、関数を、ピピッ、と組み込み、あとは動作確認のための試行錯誤を何度か繰り返すだけで、おおよその形はできました。以前、共同研究者から頂いたソースコードが、ものの見事に短く、かつ、シンプルにできました。^^

私自身は、ざっくりととしたプログラムを組む際には、最近は、MATLABを多用するようになりました。ソフトウェアの購入・維持は、それなりに高額ではあるのですが、その後の効率を考えると、まあ、元はとれてるかな、、、と。

あとは、入力データ・検証データを作って、モデルをチューン・テストするだけです。といっても、これからが大変(データの変換・チェック・そしてパフォーマンスのチェック)なのですが・・・。

さて、休憩はおしまい。次の作業を進めよう!!


2013年11月27日水曜日

お客さん

気象学会の翌日より、共同研究者のU氏が研究室に滞在し、AGUに向けての研究を一気に進めました。モデルパラメータの最適化ルーチンを皆で一気に作り上げる、というものでしたが、いろいろと困難な点を乗り越えて、本日やっと動作するようになりました。

研究室も、ゲストが1名増えたことより、静かだったのが、突然活性化した感じです。その上、大学院時代の後輩が1名福島に長期出張になった、とのことで、研究室がにぎやかになりました。

やはり、ゲストの方が来ると、新しい風が吹き、楽しいですね・・・。^^
また、皆さまのご訪問を楽しみにしています。

2013年11月22日金曜日

気象学会が終わりました

仙台での気象学会も終わり、通常の日々に戻りました。

福島では段々と寒さも増してきまして、今日の帰宅時は5℃という気温でした・・。現在は、大阪より共同研究者の方が滞在をしており、にぎやかな研究室となっています。現在は、12月に開催されるアメリカ地球物理学会の発表に向けて、いよいよ気合が入ってきていまして、やらねば、、ということで、一気に作業が進みつつあります。今週は共同研究者と週末を通して仕事の予定。がんばりたいと思います。

2013年11月10日日曜日

ひさびさの更新ですが・・・

先回の書き込みからしばらくたってしまいましたが、その間、いろいろなことがありました。

まずは、10月30日に4年生の学生の卒業研究中間発表がありました。この日のためにいろいろと準備をしてきましたが、その成果を出せたかな、、と思います。最終発表に向けて、これからも気合を入れてがんばりましょう。

次に、研究室OB/OGの結婚式に招待して頂き、参列してきました。両名ともに研究室で非常にがんばってくれた学生でもありましたし、おめでたい席でもありますので、こちらも暖かい気持ちになれました。末永く、お幸せに!そして、時間があれば、研究室にも遊びに来て下さい~~。また、その場でお会いした卒業生の皆さま、何だか同窓会のような感じで、昔を思い出していました。

さらに、昨年度の卒業生の研究室訪問(A君)がありました。といっても、私は、不在でしたので、、残念ながらお会いできませんでしたが、おみやげどうもありがとう!がんばっているようで安心です。そうですね、、卒業生の訪問は、いつでも、本当にうれしいですね~。

今年の科研費などの申請シーズンも何とか無事に終わりました。研究提案が無事に採択されるといいなあ、、、と心から願っております・・・。

あとは、私自身も、中間発表が終わってから、数日の間、休暇を頂きまして、心身ともにリフレッシュをしてきました。その間に、サーバーが障害を起こしたりして、いろいろと大変なこともありましたが、本日より、無事に、計算機も平常運用モードに戻りました。大きな問題ではなくて助かりました。

というのもつかの間、もうすぐ、気象学会、AGUですね。特にAGUではオーラルに割り当てられているので、ビシッと成果発表を決めてきたいと思っています。現在進行中のアジアのモデル比較研究に関しての発表を行うことになっています。これから気合を入れて頑張らないといけません。


2013年10月13日日曜日

データ作りの毎日です・・・

10月より新学期が始まりまして、授業がいろいろと始まったのと、4年生が卒論中間発表を迎えたりと、研究室があわただしくなっています。

今期の授業は、

「環境の科学」: 共通教育の環境の授業として、生態学に関する導入コースのような感じで教えています。全学向けなので、あまり専門になりすぎず、それぞれの受講生にとって、役立つように、、、と頑張っています。今のところは好評のようです。(一安心)

「環境システム概論(3回のみ)」: 現代教養コースという夜間向けの授業の分担です。「システム」「システム思考」とは何か、から始まって、地球温暖化システムという観点で地球をとらえ、そして、最近でたIPCC報告書についての紹介、という感じですね。

「衛星データ解析」: という名を借りた、正直なところ、プログラミング(C言語、Linux)の授業です。最近は、受講生も段々と減少しておりまして、今年度は、受講者が2名になりそうです。内容としては、多少重いのは承知していますが、、、やりごたえのある内容かと思っているのですが、、、この受講生の減少の理由はなんでしょうかね・・・。

「環境モデリング特論2」: 大学院講義において、とある英語の環境に関連したモデルの教科書に沿って、実習を含めて、授業で行っています。この教科書の演習問題が、すべてawkとgnuplotでスクリプトが組まれており、マニア向けなところが嫌いじゃないです。

という感じです。

最近は、いろいろとこれまでに構築してきたデータにバグが見つかったりして、大急ぎで修正をかけているところです。MODISデータに加えて、気候データに関しても。多くのデータで修正が必要になってきたために、データ構築屋さんのようになってます。まあ、でも、基盤データは研究の基本になりますので、、、きちんとしたものを作らないといけないですね・・・。

7月に行われた、環境省推進費の中間評価ヒアリングの結果が返ってきました。10月末に公開されるとのことですので、まだ書けませんが、、とりあえずは、ほっとしているところです。

これからもがんばりますので、応援よろしくお願いします。



2013年9月20日金曜日

Max Planck 研究所 滞在

今週は、ドイツのMax Planck研究所(Jena)に滞在し、現地の研究グループのメンバーと一緒にFLUXCOMプロジェクトを推し進めているところです。Max Planckはこの分野での世界でトップを走る研究所、というだけあって、研究所の中に活気があふれています。

今回の滞在中に、私たちのグループの手法を適用したり、私自身が提供したデータのバグ取りをしたり、とかなり進めることができたと思います。

研究所の皆さんにも、非常によくしてもらっており、ビールを飲みにつれて行ってもらったり、コーヒー豆をもらったり、、といろいろと感謝です。本日は、夕方から、研究所のサッカー大会に混ぜてもらう予定になっていたりして・・。こちらの滞在は本日までで、明日の飛行機で日本に戻ります。いろいろとやる気をもらった1週間の滞在でした。^^

2013年9月3日火曜日

アラスカ大学訪問

9月になってしまいました。8月30日~9月11日までの日程でアラスカ大学フェアバンクス校に滞在しています(科研費分担プロジェクトの関係で)。

初めてのアラスカ、様々な自然を見ることをとても楽しみにしていたのですが、想像以上の自然の雄大さに圧倒されています。これまでモデル上でしか扱ったことのない、アラスカの針葉樹林・ツンドラ、そして、いままであまり重要性を認識できなかったコケ類など。特に、絨毯のように敷き詰められたコケ、永久凍土の有無による森林の成長具合の違いなどには感銘を受けました。

明日からは、こちらで開催される打ち合わせ・ワークショップへの出席、研究発表など。まだまだ準備中、というなかで、、、ワークショップを楽しみにしています。

2013年8月25日日曜日

AsiaFlux WSが終わりました

8月21日~23日、ソウル大学にて開催されたAsiaFlux WS 関連Joint Conferenceに参加してきました。今回は、同日に複数の発表があったり、その他、諸々で、私にとっては忙しいワークショップになりましたが、様々な方とお話ができて、楽しめました。

あとは、何だか、久しぶりに日本語を使ったような気がしました・・・(笑)。

今回は、研究とは直接関係のないところですが、同じ日本人研究者仲間で、韓国語ができる方にお会いしたり、福島大学の卒業生にお会いしたりと、世間は狭いなあ、、なんて感じました。


2013年8月20日火曜日

韓国滞在も残り1週間!

こんにちは。しばらく更新を忘れていました。

8月1日より韓国に滞在しており、ソウル大学と慶北大学を行ったり来たりしています。もはや滞在期間も残り1週間となりました。今週はAsiaFlux WSがあり、本日夕方から土曜日までソウル大学に滞在します。

昨日、ここ数カ月ずっと懸案事項であった、AVHRR 30年データを用いた特集号に論文を投稿することができました。共著者の皆さまからのコメントなどもあり、とりあえずは、いろいろと問題もありながらも、そこそこ興味深い解析になったかな、と思ってます。アジア広域において、衛星データと4つの陸域炭素循環モデルを用いて、光合成の変動を1982-2011年まで追ってみた、という内容です。

次の懸案事項である、別の論文に取り組んでいきたいと思います。そして、来週からのアラスカ出張に向けての準備もしなくては・・・。という感じですが、今後ともがんばります。

2013年7月30日火曜日

環境省 推進費の中間成果ヒアリング

本日は、日帰りで東京出張。現在、研究費を受けている、環境省 環境研究総合推進費の中間報告会(審査会)でした。昨晩は、夜遅くまで準備をして、備えたところ、共同研究者の皆さまの助けもあり、無事に乗り越えた気がします。

これで、7月末までの懸案事項は一応完了。次は、8月のAsiaFlux WSに向けての準備となります。8月1日より、韓国・ソウル大学、慶北大学を訪問しながら、これらの研究をどんどん進めたいと思っています。

2013年7月28日日曜日

前期の授業がすべて終わりました。

木曜日を持って、前期の授業(環境モニタリング・環境モデリング・環境モデリング特論(大学院向け+研究室ゼミ)が、一応、終了しました。あっ、あとは、9月の3日間の集中講義が残ってますが。

今後8月~9月にかけては、いろいろとお出かけする予定です。今回は、韓国、アラスカ、ドイツ、と、いろいろと修行の旅に出て、自分を磨いてきたいと思っています。

韓国では、ソウル大学、慶北大学などを訪問して、AsiaFlux関連の研究を進めて来る予定です。最後にAsiaFlux-WSでの発表も控えています。初めての比較的長期(約4週間)の韓国滞在を楽しみにしています。

アラスカは、初めての訪問です。最近、アラスカの陸域生態系に関する共同研究に参加させていただく機会が多くなってきたので、実際に生態系を見るための良い機会だと思っています。現地で開催されるワークショップでは、invitedという形がついた発表をすることにもなっているので、気合を入れて準備をしたいと思います。

ドイツでは、FLUXCOMプロジェクトにおいて、そろそろデータの準備を完了し、初期解析を出すために、1週間、先方に訪問して、仕事を進め、そして、いろいろと進捗報告を行う予定です。こちらは、早く進め、大きな成果を出せるとうれしいなあ、、と思ってます。

別の仕事として、早く仕上げたい論文が3つほど残っています。まず、AVHRR特集号の論文について、最近のがんばりで、やっと形になってきました。次に、昨年度の卒業生がやった、福島第一原発付近の震災後の植生変動解析に関する論文。こちらは、あとは、書くだけ(書くのが大変ですが・・)になってます。最後に一昨年の卒業生がやった衛星を使った雪のモニタリングに関する研究の論文もまとめなければなりません。また、研究室内からも、いくつか論文を投稿できそうでして、小規模ながら、インパクトのある研究論文を、という目標が少しずつ達成できそうな感じではあります。震災以降いろいろな環境の変化でしばらく論文の投稿が止まっていたのですが、今年は、ガンガンイケそうです。

そんな感じで、ちょっと忙しそうな夏休み期間ですが、最大限研究を進めるようにがんばりますので応援をよろしくお願いします。

2013年7月15日月曜日

論文執筆3連休・・・

世間は3連休ですが、せっかくの3連休(?)ということで、論文書きに集中しています。今、速攻で仕上げないといけない仕事が3つ。まずは、その一つ目になります。

さすがに連休中ということもあり、周りも静かですので、仕事がめちゃくちゃはかどりますね。論文については、当初の想定していた内容とは、方針転換をしてしまいましたが、まずは図と表をすべて仕上げ、今は、中身をどんどん書いているところです。とある論文の特集号の原稿、すでに締切は過ぎているが、入れてもらえるとのことで、がんばって仕上げています。締切まであと2週間ですが、、、無事に仕上げなくては・・・、と思って、必死になって作成しています。こういうときは、、、何だか頭の回転がとても速くなり、決断力もかなり上がるような気がします。

無事に受理される論文に仕上がるように、今から、完成度をどんどんあげていく予定です。

2013年7月8日月曜日

今週も卒業生の方が訪問してくれました

7月5日(金)~7日(日)の間、新潟は湯沢町より、卒業生の訪問(高橋和也君)がありました(というか来て、、とお願いした(笑))。卒業研究では、AMeDAS観測網やMODISデータ、その他モデルなど、使えるものを使いつつ、衛星データ・モデルで日本広域の雪被覆の変化を推定する、ということを目標に研究をしていました。この度、是非、これをまとめよう、、、と、思い立ち、論文化に向けた作業を一緒に行いました。高橋君には、3日間、思いっきり働いてもらっちゃいましたが、私自身も、そろそろ結果をまとめたいなあ、、との動機付けにもなりました。さて、、論文、がんばろう!

2013年6月30日日曜日

OBの訪問+一緒にお仕事をしました

本日(6月29日(土))は、昨年度の卒業生(関澤君)が研究室を訪問し、彼の卒業論文を英語論文化するための作業を一緒に行いました。1日だけの作業ではありましたが、かなり進めることができたような気がします(福島原発事故後の植生変動の解析)。とりあえず、図を整備し、私自身は、英語論文を書き進めるという感じで、図についてはおおよそ目処が立ちまして、あとは、私の執筆の進捗次第、という感じになりました。7月末を目処に絶対がんばるぞ~、と、強い意気込みを持って、取り組みたいと思います。

夕食は、卒業生のリクエストにより、大学前の「うからやから」にてラーメンを食べ、見送ってきました。

来週の月~火は、当研究室で進めているプロジェクトの会合のために名古屋大学に行ってきます。いろんな研究仲間に会える機会ですので、とても楽しみにしていますが、ミーティングの準備もいろいろと進める必要があります。がんばります。

そして、来週の金曜日から日曜日にかけて、一昨年度の卒業生が訪問を予定しており、一緒に論文を仕上げる予定。当研究室から、どんどん学術論文が出せるように、今年は、がんばろうと強く心に決めている今日この頃です。

2013年6月22日土曜日

OB/OGの方の訪問

本日は、本研究室の卒業生2名が研究室を訪問してくれました。

2名とも昨年には一度ずつ訪問していていただいていたので、約1年ぶりでしたが、元気に過ごしているようで何よりでした。近況やその他いろいろとお話しができてよかったです。11月ですね~、了解!ということで、今から楽しみにしています。

今週、来週、再来週、と卒業生の訪問が続きます。来週、再来週は、、、仕事関連でお願いしながらの訪問になります。仕事モードになりまして、みなさんの卒論などの成果を論文にまとめたいと思っています。

みなさんのご活躍を聞きながら、私たちもがんばっていきたいと思います。

2013年6月19日水曜日

6月19日~21日: JAMSTEC, NIES 修行の旅

明日から金曜日まで市井は出張予定、修行の旅です。

水曜日は、地球システム統合モデルに関するミーティングのため、東京(JAMSTEC)へ。久しぶりに統合モデルのコミュニティに顔を出すことになるので、とても楽しみにしています。私の方からもちょっとだけ話題提供を行う予定です。

木・金曜日は、国立環境研究所。昨年途中から始まった連携研究グループの経過報告と、関連研究者の方々との打ち合わせです。今、トップダウン手法vsボトムアップ手法によるアジアの炭素収支推定の比較をやってるのですが、まあ、いろんな手法で結構結果が違ってしまうので、どうまとめるのか、が、腕の見せ所かな、なんて考えています。

JAMSTECにしろ、環境研にしろ、関連研究者の方々がうようよしているので、いろいろと話ができることを非常に楽しみにしています。さ、では、がんばってきま~す。

2013年6月11日火曜日

6月は論文執筆月間!

5月中旬以降、ずっと、学会、学会、学会で、多忙な日々を送っていましたが、やっと、一段落できる時期になりました。小さな発表はいくつかあるのですが、大きな発表は、8月下旬のAsiaFlux Workshopまでお休みです(7月末にはプロジェクトの中間成果報告会がありますが・・)。

ですので、6月~7月は論文執筆月間、と称して、論文をいくつか完成させて、投稿することを宣言します!候補としては、①とある特集号の原稿、②福島ローカルの解析(卒論生の研究のまとめ)、③雪の解析(卒論生の研究のまとめ)、④アジアモデル比較の初期結果、などなど。いろいろとできあがりつつネタがあると思っているので、この期間の間に、必死にがんばりたいと思います。

2013年6月10日月曜日

ICDC9 (第9回二酸化炭素国際会議), 北京

先週は、ずっと北京にて、第9回二酸化炭素国際会議(ICDC-9)に参加していました。この会議、4年に一度だけ開かれる「炭素循環研究のオリンピック」とうわさされるだけあって、かなりのメンバーがあつまる重要な会議であると個人的には思っています。

福島大学の我々のグループからは、市井、近藤の2名で参加。研究成果の発表も行ってきました。

いろんな方とお話しができて充実した一週間でした。

次のCO2のオリンピック(!?)に向けて、一層がんばりたいと思います。今回、市井はパラレルセッションでの口頭発表でしたが、次回は、プレナリーセッションでの口頭発表ができるような研究成果をそろえることができたらいいなあ、、と思っています。


2013年5月23日木曜日

JpGU

今週は、JpGU (日本地球惑星科学連合2013年大会)@千葉幕張です。

昨日は、統合的生態学研究セッションにて、私がやっているプロジェクトの成果の報告(環境省推進費)を行い、本日は、JapanFlux Open Meetingにて発表を行いました。両者ともに、そうですね、楽しく発表をさせていただきました。特にJapanFlux Open Meetingでは笑いを取ることができたのが成果でしょうか・・・。

また、いろんな方を話す機会があったのもよい機会でした。一番刺激を受けたのが、福島大を卒業された方に2名も偶然お会いしたこと。それぞれの立場で、よい仕事をされているようでして、今後の活躍に期待をしたいと思いました。

JpGUは年々盛り上がりを増しているような気がします。私自身も今年は非常に楽しめました。学会などの垣根のない大会であることもあり、いろんな人と知り合えるような気がします。来年も是非、そして研究室の皆さんも引き連れて発表・参加してみたいと思うようになりました。


2013年4月2日火曜日

新年度が始まりました

もう早いもので、新年度が始まりました。今年度は、市井、近藤、4年生3名(大竹・畠山・矢吹)、3年生のサポート(藤井)の6名体制でスタートです。しばらくは少数精鋭、フルパワーでがんばります。

今年度は、新たなプロジェクトも始まりまして、気合を入れてがんばりたいと思います。まずは、3月に卒業した卒論生の仕事を論文化させること、そして、いくつか仕上がりつつある仕事を論文化しながら、よい論文を輩出していきたいと思っています。

いろんな手法・データを見渡しながら、これは面白い、とか、これは重要だ、とか、感じてもらえるような成果を目指してがんばりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

2013年3月25日月曜日

本日は卒業式でした

本日は卒業式でした。本研究室の4年生3名も本日無事に卒業です。今後の活躍を期待します。

ちなみに、卒業研究については、、、今後もよろしくお願いしますね!がんばって発展させますので。

2013年3月14日木曜日

今週はにぎやかです

今週は、共同研究者2名が当研究室に滞在し、いろいろと作業を進めました。研究室はいつになくアカデミックな雰囲気で、学生の皆さんも、研究してるんだ、、という雰囲気を味わえたのではと思います。ここ数日で、今年度のやらなければならない業務はかなりの進捗をみせ、なんとか今年度の業務をこなせたような気がします。

やっぱり、みんなでそろって一緒に研究ができるのはよいことですねー。

2013年2月16日土曜日

卒論発表、間近!

2月も既に中旬となり、卒論発表会が近づいてきました。本研究室は、2月20日に発表を控えています。研究発表の方針としては、「言いたいことを絞って」「必要十分な情報を」「研究目的から結論まで一貫した内容で」「分かりやすく十分に伝える」ということを目標にしています。まあ、15分の発表時間で、専門外の人も含めた場で、伝えようとしながら、説明をしようとすると、自然とそうなりますよね・・。

大学の生協食堂が、授業期間が終わってしまい、夜の営業がなくなってしまいました。夜は食事にかなり困っています。大学の周辺にはあんまり店がないので・・・。でも、ときどき研究室での自炊を楽しんでいます。

今、発表に向けて、学生たちは、がんばっているところです。残り数日ですが、がんばりましょう!

2013年1月13日日曜日

本年もよろしくお願いします

新年が始まりました。研究室では、4年生の皆さんが、卒論の作成にあたって、最後の追い込みの時期になりました。私自身も、気合を入れて、研究・教育に取り組んでいきたいと思っています。これまでにあったことをいくつか・・・。

1. 12月上旬 アメリカ地球物理学会とFLUXCOM Project Meeting

サンフランシスコに約1週間滞在して、アメリカ地球物理学会+FLUXCOM Project Meetingに参加しました。AGUでは、詳しく記載しませんが、研究の動向を把握して、自分が予想していることと、ほぼ同じように進んでいることが分かりました。それと同時に、自分自身で信じてやっていることも、方向性としては間違っておらず、あとは、自信をもって、強く推進し、論文としてどんどん出版することが大事か、と思いました。今の推進費の仕事についても、GCOM-Cの仕事についても、なかなか書き切れない論文がいくつかあったのですが、どんどん執筆を進めていきたいと思います。

あと、FLUXCOM Project Meetingに関しては、少人数で楽しかったです。最近は、こういった少人数WSが個人的にはお気に入りです。

2. 12月17日 韓国・Yonsei大学の学生の博士学位審査 (Skype Meeting)

韓国・Yonsei 大学の学生の学位審査の副査として、博士学位審査をSkypeを通じて、拝聴しました。2009年の初頭に知り合ってから、かなり長い付き合いになる学生でしたので、博士を無事に習得できそう、とのことで、喜びを感じています。おつかれさまでした、そして、今後の活躍を期待しています。

3. 12月20日 J連携ワークショップ(JAXA)

JAXAにて、JAXA-JaLTER-JapanFlux-JAMSTEC間の連携に関するワークショップに出席・発表しました。半日だけでしたが、密度の濃いワークショップだったと思います。私の発表については、いくつかのネタを仕込みつつ、新ネタも披露して、質問も多く飛び交い、聴衆の皆さんにも興味を持って頂いた発表だったかな、と思っています。新ネタ「田んぼ」がんばってみます・・。

4. 12月26日ー28日 衛星データを用いた環境健康診断に関するWS (中国・成都)

知り合いの研究者からのお誘いを受けて、年末・クリスマス時期に、中国・成都に行ってきました。私は、アジアモデル比較結果、と、田んぼ、の両者のネタを披露したのですが、どちらとも、興味を持って頂けたようでした。特に、新ネタ「田んぼ」は、4年生の学生が卒論でやっているのですが、私の中では、かなりの自信作でして、何とか、論文化に向けて、最後の追い込み、がんばろうかと思っているところです。中国では、海外の招待講演者らといろいろとおしゃべりをする時間が多く、また、中国の主催者の方々ともお話をして、充実した3日間となりました。

5. 1月7日・8日 ソウル大学・慶北大学 訪問

29日に成田に帰国し、そのまま、韓国へ旅立ちました(乗り継ぎ3時間)。休暇のうちの2日を使って、ソウル大学・慶北大学(テグ市)を訪問してきました。

ソウル大学では、先方の研究室のメンバーそれぞれと、ディスカッションをしながら、相互の協力体制を強化することができたと思っています。今後、毎週1回ずつ、研究室間のMeeting をSkypeを通じて行う、ということで、早速、第一回のMeetingも1月10日に行いました。

慶北大学においては、知り合いの教員のところに、2時間程度、お話をしてきました。こちらも、今後の協力体制の構築などに向けて、いくつか研究のアイディア交換をしてきました。今後も、協力関係を継続できればよいと思っています。


---最後に---

私自身も、これらの活動を通して、いろいろと学び、やる気にもなりました。まずは、3月までに論文を最低1編仕上げる。あわよくば、もう1編程度仕上げて、研究室からの論文成果の輩出をもっと活発にしていきたいと、思いまして、今年度もよろしくお願いいたします。