2010年12月21日火曜日

帰国しました

最近、出張続きで、外出することが多かったのですが、やっと本日福島に戻ってきました。
AGUは、いろいろと興味深い発表がありました、それと同時に、様々な研究者の取り組み
を見ていると、自分の考えていることと路線は似ているように見えるけど、目指すところが
少し違っていたりして、自分の考えている方向で、素早くやらなくては、と強く思いました。

さ、これからしばらくは、研究室内で、仕込み&論文書きの時間になるかと思います。
Productiveに、、がんばりたいと思います。そして、国内・国外との協力体制でやっていく
ことが重要かと思いました。

2010年12月9日木曜日

Busy Weeks...

本日まで、東京にて、JAXAのMeetingに参加して、GCOM-Cの進捗報告などを行ってきました。
当Meetingでは、4日間という少し長めのMeetingで、かなり疲れてしまいましたが、いくつか収穫
があったと思ってます。

まずは、T大のNさんにお会いできたこと。日本の陸域RS研究に関して、おそらく似たような
印象を持っているであろうと勝手に思っていますが、いろいろと意見交換をすることはとても
こちらの励みになります。相変わらずActiveに活躍されています。素晴らしいです。

あとは、Hさんにお会いできたこともよかったです。アメリカにいたころは、結構雲の上の存在
なのかな、と思っていたのですが、話すと結構気さくに接して頂け、とてもよい機会になりました。
植生指数についても、いろいろと知ることができたと思ってます。

あとは、GCOM-Cの皆さまと多少なりとも、より知り合いになれたのは今回の成果でしょうか。
いろんな方の相乗効果によって、GCOM-Cが成功するといいなあ、と思いました。そして、
世界に日本の衛星のすごさを見せつけることができればとてもいいと思います。

2010年12月5日日曜日

AsiaFlux Workshop 2010

先週は、AsiaFlux WS2010に参加してきました。中国の広州市というところで開催され、気候も暖かく、食事もおいしく、Workshopも充実し、よい時間を過ごしました。

主な点として:
・AsiaFluxWSのレベルは確実に向上している。特に中国の躍進は目を見張るものがある。
・様々なモデル解析などの研究も充実してきているようである。
・Invitedの方と知り合うことができる(知り合うことができやすい)、よいチャンスかも。
・日本もがんばらないといけないですね・・・。
・研究員の近藤さんの発表はGreatでしたね!

ということで、これから、がんばろうと、改めて気合を入れることができるようなWSになりました。

2010年11月17日水曜日

研究の進捗・・・

最近は、少しずつ、研究も軌道に乗りつつあるような状況で、皆さん、とても頑張ってます。
・まずは、N大学よりSさんがやってきて、数日滞在したのちに、戻られました。やはり、Discussion相手が一人増えるのはとてもよいことですねー。
・その間に、共同研究者の方の解析(私はデータ準備とかモデルの提供、その他口出しがメインの仕事ですが・・・)は、どんどん進んでますねー。
・Kさんの進捗がよい感じですね。いくつか大変な作業を終え、大きな仕掛けが着々と出来てきてます。AsiaFluxAGUで衝撃のデビューとなればいいと思います。
・T君s (複数形)の進捗が良い感じですね。モデルのSetup、その他解析どんどん進めましょう!
・S君s (複数形) の進捗も良い感じですね。結果が楽しみです。
・私は、皆さんのリクエストに応え、データ作りなどの地味な仕事をある程度引き受け、最近は、作業が多い毎日ですが、もちろん研究のことを第一に考えてます。

2010年11月10日水曜日

やっと・・・

やっと、、、科研費申請の書類作成が完全に終わりました。

最近は、何だかバタバタしていたのですが、これでやっと腰を落ち着けて研究に集中できそうです。
いろいろと課題は山積みの中、何から処理していこうかな、という感じですが、一つ一つがんばるしか
ないですね。最近は、データ準備・処理に追われてますね・・・。

まずは、AsiaFluxWorkshopに向けての研究推進が最優先です。
次は、GCOM-C、そして、AGUへ。12月は怒涛のように過ぎ去りそうです。

では・・・。

2010年10月29日金曜日

怒涛の10月でした

今は、気象学会(京都)です・・・。このBlogの読者の方より、最近更新されてない、、とのご指摘があり、早速更新しました。10月は忙しかったです。本当に・・・。

まずは、10月に入って新学期が始まり、授業が始まりました。後期は、衛星データ解析という名のC言語の授業、大学院講義、研究室ゼミ、が主な担当科目です。衛星データ解析は、今年は、曜日などをずらした関係で、受講者が増えたような気がします。TAの学生さんと、がんばってます。

10月20日には、4年生の卒論中間発表がありました。当研究室からは、4名の発表がありました。
皆さん、前日、夜遅くまでもがんばって、、、準備していたようですね・・・。

その後、京都出発直前まで、気象学会のPosterを作成してました。というか、データの準備を行って、
その後モデルランを必死に行いました。ここまで、ぎりぎり、極限まで働いたのは、、、正直久しぶりでした。

気象学会期間中、実は、科研費の申請書類を作成してます。。。。。。今回は、お願いしまーす!

ということで、、、おやすみなさい・・・。

2010年10月8日金曜日

3年生が配属されました

10月1日に新たに4名の3年生が配属されました。みなさん、勉強・研究にいろいろとがんばりましょう!
10月20日には、4年生の卒業研究中間発表会が開催されます。そろそろ研究室は、、忙しくなりそうですね。秋には、イベントが目白押し。

10月13日(水) 課題探求Groupの成果発表会
10月20日(水) 4年生の中間発表
10月27-29日 気象学会

ですね・・・。忙しいですね・・・。

2010年8月22日日曜日

月曜日からアメリカに行ってきます

盆休みも終わり、8月も終わりに近づいてきました。

月曜日から、アメリカの昔の職場に訪問して、研究を進めることになっており、
おおよそ1カ月、福島を不在にします。いろいろな方々に、迷惑をおかけし
ますが、どうかよろしくお願いします。

メールなどの対応、質問やディスカッションなどについては、リモートで可能
です。普通にメールを出して頂ければ、おそらく、日本にいるときよりは、
応答が速いのではないか、と予想しています。

ということで、今は、最後の準備の追い込みです。。。眠い・・・。

2010年8月12日木曜日

近況です

久しぶりに書き込みです。ここ約1カ月で、いろんなイベントが目白押しでした。

・前期の授業がすべて終わりました: やっと、すべての授 業が終わりました。あと、9月末に集中講義が残ってますが・・。今期の授業としては、「環境モニタリング」は、かなり改善の余地あり。「環境モデリング」 は多少の改善の余地あり、という感じでしょうね。少しずつ、ノート作成していきたいと思ってます。

・7月27日-30日; 一緒に研究を 進めている、Hさん@H大、Uさん@O大、がやってきまして、一緒に作業を進めました。MODISデータ、SVMの動かし方、など、いくつか協議しつつ、 これからがんばりましょう!という感じでお別れです。やっぱり、たまには、こういった濃い一週間もいいですね。MODISのデータがんばって整備しましょう!

・8月7日: 福島市「こ むこむ」という科学館において、3年生のグループが2組、発表・展示を行いました。基本的には、GoogleEarthを用いて、それにいろんなコ ンテンツを付加して、Wiiリモコンで動かせるように、ということで進めました。お客さんがかなり集まりました。当日の出展側の学生さん、みなさん、お疲 れさまでした。

・8月8日: 福島大学 オープンキャンパス。模擬講義をしたり、研究室公開をしたり、学類のパネル展示の部屋で来客対応をしたり、ということで、ばたばたした一日でした。研究室公開 については、3名の学生さんが昨日に引き続き、お手伝い(というか主催?)してくれました。高橋君、宮原君、栗原君、どうもありがとう!お疲れさまでし た。弁当がなくなってしまう、というハプニングがありながら、、、よくがんばってくれました。

・8月10日: GCOM-C 陸域ミー ティング(京都)。がんばって、2泊3日で京都に行ってきました。GCOM-Cの陸域の皆さんといろいろなお話ができ、とてもよかったと思います。特に、 懇親会が良かった(?)。という感じです。12月にGCOM-Cの成果報告があるとのことですので、よい成果をいろいろと挙げていきたいと思います。8月11日の帰りの新幹線ですが、帰省ラッシュにはまってしまって、東京ー福島が、席がありませんでした。。。ずっと立ちっぱなしはつらかった・・・・です。

・8月12日: 研究室サーバーのうち、1台が死にました。多分、マザーボードが何らかのトラブルを起こしたものと予想しています。明日、サポートが来るので、明日に直るかな、と期待しています。

2010年7月14日水曜日

研究進捗・・です。

ひさびさに、Blogへの書き込みです。最近は、、、かなり忙しい状況でしたが、やっと一つ懸案事項が終わりまして、一息ついているところです。

7月12日はつくばにて、プロジェクトの進捗会議を開催しました。私がPIとなって進めているプロジェクトです。専門家として、分野で活躍されている2名の方、予算元の方1名、をお招きしての会議でしたが、非常に有意義なコメントをもらえたと思っています。それらを是非プロジェクトに反映させたらよいと思っています。さあ、これから2年間精一杯がんばりたいと思っています。

別件では、共著となっている論文が、3件、通りそうだ!との知らせを受け、Acceptを心待ちにしています。皆さん、いい論文を書いてますねー。私も、負けずに自分でどんどん重要な論文を書かないと・・・と思っています。よい刺激ですね・・。

あとは、えっと、恥ずかしながら、間違ってサーバーのHDDを2つ、、、誤ってFORMATしてしまいました・・(泣)。不幸中の幸いといっては何ですが、本当に最重要のHDDを消さずにすみまして、ほっと胸をなでおろしています。でも、いくつか重要なデータを消してしまったので、再度、データ取得、処理をしなければなりませんね・・・。

2010年6月18日金曜日

論文がいろいろと誕生してます!

最近は、研究室からいろいろと研究成果がでるようになってきて、少しずつ軌道にのってきたのかな、という自信が出てきました。いろんなメンバーが育って、それぞれ、一人前の研究者・技術者になってゆくことを見る・サポートすることは、非常に楽しいことです。

そして、私自身も、負けずに、自分でインパクトのある論文をプロデュースしていくことも忘れずに、研究にがんばって取り組んでいくことが重要だと思ってます。私の目標は、「多少荒削りでも新しい。関連分野に大きな影響を与えそう。何だか興味を引かれる。」といったような不思議なオーラを持ちながら、重要度の高い研究ができればと思っています。

2010年6月11日金曜日

メンバーが増えました

当研究室、6月よりメンバーが増えました。新たに研究員として赴任された近藤さん、そして、週に2日ほどいろいろなデータ解析を行うことになった李さん、の2名です。みなさん、多様なバックグラウンドを持っており、それぞれの分野での経験も豊富、ということで、早速、それらの得意技を生かしながら、当研究室で行っている研究テーマに取り組んでいます。今度がとても楽しみです。

2010年6月5日土曜日

CarboEastAsia Meeting

今週は、韓国に出かけてきました。CarboEastAsiaプロジェクトのMeetingです。だんだん、いろんな方々とお話をするうちに、かなり3年間の間に、人と人とのつながりができてきたと思います。今後は、Asiaでのモデル比較ということで、いっきに最後の仕上げへむけてがんばって行きたいと思っています。

今日は、午前の飛行機で、帰国しました。いろいろとお菓子を買って、研究室の皆さんで食べました・・。

では、次は、HESSSミーティング(6月第4週)に向けて、一気に準備です!

2010年5月24日月曜日

東京日帰り

本日は、これから始まるプロジェクトのMeetingと、ついで(?)に気象学会に行ってきました。プロジェクトのキックオフMeetingのような感じだったのですが、いい勉強になりました。アジア乾燥域でのモデル比較ということで、私も一つのモデルを使って参加することにしました。Land Surface Model系のモデル比較の苦労なども聞けたのがとてもよかったです。いろいろモデル比較が乱立してますが、うまく交通整理を行いながら、成果を出せるといいなあ、、、と思います。

来週は、CarboEastAsiaの関係で、ソウルです。その前に、そこでの発表資料の準備をしなければなりません。今週は、研究集中できるかな、多分できますねー。

どうでもいいけど、今、うちの奥さんのカップラーメンをつまみ食いしてるんですが、、、すげー、からいです。スープだけだと、見た目に辛そうには見えないんですが・・・。「熱ラーメン」と書いてあります・・・。

2010年5月22日土曜日

さぼってました

久しぶりの登場です。

GWが明けてからは、バタバタしてしまいまして・・書き込みが遅れました。

5月10日の週は、イギリスのエジンバラでの地球システム統合などの国際会議に参加・発表(ポスター)してました。この会議、個人的には、とても興味深く、とても刺激になりました。最近、少しずつ、統合モデル系の内容に興味が沸きだしてきました。とりあえずは、陸→統合、という感じですね。いくつかの発表では、シンプルに話を整理しようとがんばっているように見えた。これって、重要なんですよね。昔のシンプルモデルをやはりそろそろ復活させるべきなのかなぁ、、、なんて思ってます。研究の内容についても考えさせられました。でも、基本は、「自分を信じる道を進む!」が、いいのかな、なんて思います。あとは、研究成果の発信、という意味で、これを上手にやる必要があるのかな、と思いました。

その他、査読結果に対して、論文のRevisionをしてました。現在投稿している論文のうち、いくつかは、そろそろFinalDecisionが出るかと思います。よい結果がでると、、いいなあ、、、と首を長くして待っているところです。

あとは、6月に開催されるHESSS2というシンポジウムのAbstを締め切り1時間過ぎくらいに提出しました。その他、プロポーザルの提出(学生の皆さんが翻訳・コピーなど手伝ってくれました!どうもありがとう!)も1件行いました。6月第1週は、CarboEastAsiaの最終Meetingで、韓国へ・・・。

いろいろとバタバタしてはいますが、今週・来週は、「研究週間」ということで、がんばってます!

2010年5月4日火曜日

GWですね・・・

GWの真っ只中です。GWですが、、、実は、結構、仕事が詰まっており、今日はがんばってます。来週には、研究会の関係で、イギリスへ行ってきます。できれば、「地球システム」という観点での研究をいろいろと進めたいなあ、、との思いから、関連シンポジウムにポスターを持って、参加です。楽しみです。

その他、溜まっている仕事としては、
・論文Revisionのチェック
・いくつかのプロポーザルの作成
ということで、しばらくは、これらに集中の日々です・・・。

2010年4月18日日曜日

日本のモデル比較論文

今日は、日本のモデル比較に関する論文の査読結果が戻ってきた。Biogeosciencesという雑誌は、、一体何度査読を受ければいいの・・・、という疑問は抜きにして、今回はEditorからのコメントが戻ってきた。

Editorの方が、非常に、真面目に論文を読んで下さり、コメントが山のようにやってきた。結構、やっつけ仕事的に論文を書いてしまった面もあるため、Editorのコメントが心に痛い・・。確かにそうだな・・・、と思いながら、今は、コメントへの対応を考えているところです。

いやはや、やはり、締め切りに向けて焦って書く論文って、やはりどこかに抜けがあったりするようだ。やはり論文というのは、じっくり腰を落ち着けて書くべきだなあ、と、改めて思いました。でも、その反面、締め切りがあると、強いモチベーションにもなったりするんですよね。

2010年4月8日木曜日

土壌呼吸のメタ解析

興味深い論文があり、少し腰を落ち着けて読んでみました。
Bond-Lamberty and Thomson
Temperature-associated increases in the global soil respiration record.
Nature 464, 579-582, 2010. (3月25日号)

土壌呼吸のメタ解析を行ってます。過去の論文の値を徹底的に
調べて、土壌呼吸と気候などの関係、時系列変化などを見てます。あと、
統計的なモデルを構築した上で、Upscaling的に、Globalな値を見積もってます。

Abstractに記述してあることが、おおよその内容だと思っていだたいて
いいかと思いました。本文では、それらを統計的にデータを料理して、
できるだけ慎重に議論を進めて、結論を導きだしている感じです。

あと、興味深いのは、解析に使用したデータ、プログラム(R)まですべて
公開している点です。土壌呼吸のデータベース(著者が作成)がそのまま
公開されてます。

結果として、グローバルな土壌呼吸は、98+/-12PgC/年という値が
出てます。よく使われるGPP=120PgC/yr程度を使うと、地上バイオマス
の呼吸は約20PgC/yrと、私が想像していた値とは少し違う結果
(土壌呼吸がかなり大きい?)になってました。

なんだか、いろいろと応用がききそうな研究でした。

2010年4月5日月曜日

論文修正 集中週間でした

先週から今週にかけて、論文Revisionに集中していました。まず、私のJapanMIP論文は、無理矢理片づけて終了!次に、共著者の論文Revisionのチェック、そして、研究室学生の論文Revisionのまとめ作業です。やっと、これら作業がすべて一区切りという感じです。

気付くとあっという間に新学期(金曜日から授業)!早いものですねぇ・・・。授業の準備もそろそろ始めないといけませんね・・・。

2010年3月26日金曜日

卒業式

3月25日は、大学での卒業式でした。当研究室からも4名の学生さんが旅立っていきました。今後の活躍を願っています。研究室で体験してきたことが、今後、どこかで役立つ日がくるといいなあ、と思ってます。で、実は、(一応)社会人経験者の私としては、卒業研究を通して習得したことは、非常に役に立つんだよ、ということを強く言いたいです。

簡単に書くと:
1.過去の研究のレビュー: 今までこんなことがやられてない、とか、こんなことが必要だ、という論理を立てる。膨大な文献調査(=マーケティング調査)が必要だ。
2.研究の実践: 作業や解析など、分からないことだらけ。でも、これを自分で理解しながら、習得する。自分で切り拓く能力の育成だ。
3.卒論の執筆: 文章力・論理力を養う場。やったこと、考えたこと、などを、的確に表現することは、まさに、さまざまな報告書・レポートを書くことに匹敵する。
4.プレゼン: 自分のやったことを、聴衆に分かりやすく説明する。と同時に、そのための資料を作成する。プレゼン能力はどこでも大事!

という感じです。市井研究室の厳しい(?)、難しい(?)卒論を切り抜けてきた皆さんでしたら、将来、自分で道を切り開けるよ・・・。ということで、おしまい!

2010年3月20日土曜日

生態学会を終えて・・・

先週は、生態学会(東京)に行ってきました。実は、生態学会は初めてでして、非常に大きな学会であることに驚きました。発表なしで、見学だけ。一番面白かったセッションは、JAMSTECの方々が中心になって行った、陸域モデルのセッション。非常に楽しく聞かせて頂きました。あとはCarboEastAsiaのセッションもまあまあかな。AsiaFluxのChairを務められているKim Joon教授の講演にはいつも強いリーダーシップを感じます。これらの2つのセッションで一つ残念だったことは、総合討論の時間がほとんどなかったことくらいでしょうか(特に陸域モデルのセッション)。陸域生態系モデルの世界では、いろいろとブレークスルーが必要なのかな、と改めて実感しました(今、ブレークスルーの概念を頭の中で設計しているところです)。今回連れて行った3年生の学生さんも非常に興味深くセッションを聞いていたようで感心しました。

こういった発表を聞くのは、自分自身のモチベーションを挙げてゆくのに非常に効果的です。来年は、是非、私の研究室から何件か発表ができるといいなあ、と思ってます。さあ、みなさん、がんばりましょう!

2010年3月14日日曜日

専攻プロジェクト成果報告会

3月11日(木)は、福島市内にて、主に学内の教員で構成されているプロジェクト(阿武隈川関連)の成果発表会にて、発表を行いました。専門分野外の方もいろいろ来られるので、できるだけ分かりやすい発表を心がけましたが、いかがだったでしょうか・・・?

この研究、来年度が一応の最終年だそうで、そろそろ私もこれに関する論文も書かないといけないかな、と思っているところです。こういった流域スケールの水循環の話、というのは、国内の話でもあるので、日本語で論文が書けるといいなあ、、、と思ってます。さ、来年度中に、論文が投稿できるといいなあ、と理想をかんがえてしまい

2010年3月8日月曜日

年度末に向けて・・・

年度末に向けて少しずつ忙しくなってきました。いくつかやらないといけないこと、報告書の作成、論文の修正、、、など、ちょっと忙しくなってきました・・・。自分のメモとして、やらないといけないことを残しおくと;

1.阿武隈シンポジウムの発表準備(3月11日)
2.JapanMIPのRevision(3月末)
3.地球システムモデル論文のRevision(鈴木君;4月初)
4.GCOM-Cの報告書(3月末)
5.卒論学生の論文準備(近いうち・・)
6.CarboEastAsiaのモデル比較の準備(3月末)
7.論文査読1件(3月末)

という感じで、結構忙しそうですね・・・。がんばります!

2010年3月3日水曜日

研究集中週間です

3月になりました。今週は、北大、大阪府大の方々が、福島大にやってきて、みんなでわいわい研究をしています。やっぱり、こういうのって、楽しいですね。来客した方々、私の研究室の学生のレベル(ITレベル)に驚愕!これは、すばらしいことだと思います。お互いに刺激を受け、技術を頂き、双方プラスのよい関係を築いてゆけたらとてもいいですね。そして、より強固な共同研究になっていけたらいいと思います。

2010年2月26日金曜日

よいことがありました!

今日は、よいお知らせがやってきました。とあるプロポーザルが採択との内定通知を頂きました。まだ正式に手続きができていない状況ではありますが、来年度は大きく研究を進めることができそうです。

2010年2月24日水曜日

ハードディスク

今、研究室の計算機サーバをグレードアップさせてます。とりあえずは、ハードディスクが全部で約10TB弱まで増強できました。今まで、容量不足で非常に悩んでいたことが一気に解決。あとは、これらのHDDがどれくらい耐久性があるのか、、あくまで格安の物品を購入せざるを得なかったので、少し不安ではありますが・・・。これから、データをガンガン入れられますね。

2010年2月20日土曜日

論文査読

ここ最近、論文の査読が続いてます。最近の査読システムはかなりいいですね。雑誌によっては、EditorのDecision Letterも見ることができて、別の査読者の結果まで閲覧できるようになってます(もっと進んだ雑誌だと査読結果をすべて公開してますが・・)。他人の意見も見れることは、自分の査読の程度や、抜け落ちなども知ることができます。幸い、これまでのところ、他の査読者と同じようなコメントを出していることがほとんどのようですが・・・。

私の査読のポイントとしては、雑誌のレベルに大きく依存しますが、①新規性がはっきりとしているか、②原稿がしっかりと準備されているか(構成や論理や図など)、かと思います。これらを査読結果にはっきりと記述するようにしてます。

研究室の学生が投稿していた論文の査読結果が戻ってきました。Major Revision + Minor Revisionで、結論はMajor Revisionということになりました。これは、がんばればAcceptまで辿りつけそうですので、是非がんばってRevisionをしましょう!コメントの中に、This study is the first attempt...と記載されているのを見ると、うれしいです!私の日本モデル比較論文も早くRevisionしないといけないですね・・。

2010年2月19日金曜日

教育GP発表会


2月17日は学内で教育GPプログラムの中間発表会でした。

これは、科学というものをもっと一般の人に知ってもらうため、福島県内の科学館などと大学が連携して、主には子供たちに科学というものに関心を持ってもらおう、というプロジェクトです。科学館などの関係者の方もたくさん見えて盛大な発表会となりました。

私が担当している2グループも必死に発表資料などを作成して、プレゼンを上手にすることができたと思います。タイトルは、「地球環境変動のビジュアリゼーション」。Google EarthやNASA World Windなどを用いて、地球環境についていろいろと知ってもらおうという試みです。例えば、写真のような感じで、実際のデモを交えて、発表をしました。発砲スチロールの半球をスクリーンにくっつけて、地球を立体的に見えるように工夫した、ということです。別のグループでは、NASAのWorldWindを利用して、赤青メガネを使って、立体的に見えるようにして、プレゼンをしました。

これから、半年後の本発表に向けて、がんばっていきましょう!

2010年2月5日金曜日

仕事がたくさんです。

2月は結構忙しそう。まずは、卒論発表会が終わるまでは、卒論発表に向けて、私もいろいろと助言をしたり、相談に乗ったり、と、フル回転です。そして、2月17日は、2年生の課題探求グループの中間発表会。それも、がんばってやりましょう!そして、頭を悩ませている、レポート採点の山。そして、論文の査読が、またやってきました・・・。一つずつ片づけるしかありませんね・・・。今月以降、今のところ、学会発表・セミナ発表がしばらく入っていないので、いろいろと集中して仕事が進みそうです。

2010年2月4日木曜日

卒論発表が近づきました

大学では、卒業研究発表会の日程も近づき、慌ただしくも4年生の皆さんは、非常によくがんばっています。私自身が、夜には家に帰らないといけないので、内心、ごめん!と思いながら、毎日、そそくさと帰宅しています。そして、夜には、家からメールを通して、いろいろと方向性を議論してます。私自身は、学生の議論を深めるため、そして、私自身の勉強のため、LPJモデルを読み直してます。いやぁ、(あんまりプログラムがきれいでないので・・)、結構、解読に戸惑ってます。

2010年1月31日日曜日

1月も終わりですね

GOSAT-PI会議から戻ってきました。そして明日からいよいよ2月です。卒論の締切+発表会の要旨の締切です。今は、要旨の修正を行っているところです。怒涛の1月(ワークショップが2件、別のプレゼン1件+授業など・・)が無事に終わりました。あとは、以前からの懸案の論文査読を1件仕上げ(と思ったらもう一件入ってしまった)。2月は・・・、論文の2月になりそうです。JapanMIP論文の査読が戻ってきました。Minor Revision + Major Revisionとの結果なので、多分、大丈夫かな、、と思ってます。

さあ、2月、気合を入れてがんばりましょう!!!

2010年1月27日水曜日

京都です

今日、研究室の4年生は、全員、卒論を提出しました!おめでとうございます。でも、これからの発表準備が本番かもね。今日から京都にやってきました。GOSAT-PIミーティングです。福島から京都まで、5時間もかかりました。新幹線の中で、査読を1件大体の結論を決めて、数日以内に、再度精読して、完成予定。その他、共著論文のコメントを少し考えて、いろいろと考えながらやってきました。

卒論提出間際になりました

2月1日に卒論提出日となり、いよいよ、間際に迫ってきました。今年の4年生は4名。テーマとしては、陸域モデルが3名、衛星データ解析が1名、という構成です。みんなそれぞれが面白そうなテーマを持って取り組んでいるところです。論文の初稿をすべてチェックして、それを修正したうえで、提出、ということにしていますが、まもなく全員提出できそうな感じになってきました。

とは言っても、私自身、卒論の論文提出よりも、卒論発表会の方に重点を置いておりまして、自分も聴衆も納得できるような、「シンプル」で、かつ、「大胆な」、かつ、「何か新しさを持つ」研究発表を目指してます。きっと、みなさん、できますよー。がんばってください。と、いいつつ、明日から京都に出張です。

2010年1月22日金曜日

ひさしぶりの投稿ですね

あけましておめでとうございます、、、の挨拶も忘れてしまいました。

早くも1月も下旬になり、いよいよ、卒業論文の締切間際になってしまいました。
1月は、私自身、何かとあっちこっちに行かないといけなくて、バタバタしてます。
1月11日ー14日は、中国・北京に出かけました。CarboEastAsiaのワークショップ
です。その裏で、GCOM-CのPIワークショップもありました(S君代理出席ありがとう)。
来週は、GOSATのPIミーティングで、京都。合間の怒涛の授業が大変ですが、
何とかやってます。JapanMIP論文の査読が一名分だけ戻りました。好意的な査読
結果で一安心。さあ、がんばろう!!!