2017年10月15日日曜日

後期の授業開始!

10月より後期の授業、開始しました。私の担当は、
・観測データ解析(大学院) (分担)
・地球観測社会システム(大学院)  (分担)
となります。

前者については、リモートセンシング分野におけるデータ解析プログラミング実習として、Pythonを用いたデータ解析について、実習を行うことになります。前々任地の福島大学においては、octaveというMATLAB類似のソフトウェアを使った実習書を準備して授業をしてきましたが、これをすべてPythonに置き換えつつ、Pythonの基本プログラミングもあわせてやってしまおうとしています。Pythonの教科書は書店に行けば山ほどありますが、こういった環境(気象)データセットに特化したものはなさそうです(あれば教えてください)。ですので、貴重な実習になるのでは、と思っています。

前々任地での授業資料:
https://www.dropbox.com/s/gu9aeaj8iq3f0ts/Octave_Lecture_2013.pdf?dl=0

後者については、近年、科学技術が社会にどのように還元されるのか、というのが重要視されています。また様々な環境・気候などの科学者が様々な地球環境に関する政策などにも貢献しています。その中で、いくつかの国際的な地球環境に関する枠組みを勉強できればよいかと思って、本授業を実施します。具体的には、IPCCやIPBESの取り組み、SDGs、あとは、FutureEarthなどの国際プロジェクトについて、現状を把握することを目的に進めていきたいと思います。

千葉大学に来て、初年度の授業ですので、最初はバタバタしてしまいそうではありますが、少しずつ授業のコンテンツを充実させていけたらと思っています。

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