2017年7月11日火曜日

統合的気候モデル高度化研究プログラムキックオフ会合

昨日(7月10日)は、東京にて表題の会合に参加し、私たちの研究計画を発表してきました。このプロジェクトは今年度より始まり5年間続きます。我々のグループでは、衛星観測データを使って地球システムモデルの出力を評価し、改善点などを指摘することになります。もしくは、衛星観測データやモデルの結果などさまざまなデータを駆使して、現在の地球環境がどのように変化しているか、将来どのように変化するか、などを解析することになります。発表のタイトルのスライドだけ下に付けました。

5年後にどこまで研究が進み、どの程度衛星観測のコミュニティーとモデルのコミュニティーの間で興味深い共同研究が進むかなど、 楽しみなプロジェクトですので、研究室としてもがんばって取り組みたい課題だと考えています。

会合後には懇親会にも参加してきました。昨年度末まで在籍していたJAMSTECのメンバーも多くいらっしゃり、楽しい時間を過ごしました。

今後とも応援をお願いします。(市井)

2017年7月8日土曜日

Future Earthに向けてのCEReS学生との会合

市井です。

昨日は、CEReSにおいて、Future Earthという国際科学プロジェクトに関する学生との意見交換会に参加しました。そして、私自身も、「Future Earthのためのグローバルモデル・衛星データ」の紹介、ということで発表(レクチャー)を行いました。こちらの会では、センター学生全員を対象にするために、英語でレクチャーを行います。日本語もときどき混ぜながら。

Future Earthとは、「持続可能な社会を作る」ことを目指した新しい試みの国際研究プログラムです。地球規模の環境問題を解決し、持続可能な社会を作るためには、自然科学と社会科学が一緒になって、さらに、政策関係者などの社会パートナーと組んで環境問題の解決に取り組んでいこう、という試みです。これを千葉大学の環境リモートセンシング研究センターでは強く進めて行こうとしています。そのための学生向けの啓蒙活動です。

今回は、主にモデルの話を中心に行いました。こちらはリモートセンシングが専門の研究センターですので、モデルについてはどの程度知識があるのかなぁ、とかなり基礎から初めてみたつもりです。陸域生態系モデリングは難しそうでありながら、実は使ってみると、そんなに難しくはない、というものかなぁ、と私は思っていますので、興味があれば是非使ってみてください、というような感じで話を終えました。もちろん、Future Earthにつなげるにはどうしたらよいか、という、私にもまだ回答が出ていないような疑問を提示しながらも、私自身もよい勉強、よい経験になりました。

面白いのは、昨日は、教員は黙ってて!というポリシーで進めたため、学生さんからの意見や質問を受けることができ、有意義に思いました。

これからもこの勉強会には参加しつづけたいと思っていますので、興味のある学生の皆さん、是非、継続して参加してください。




2017年6月29日木曜日

千葉大より

市井です。


2017年3月に前職の海洋研究開発機構(JAMSTEC)退職し、4月より千葉大学・環境リモートセンシング研究センターに移りました。こちらでは、主に研究面でセンターを盛り上げることができればと意気込んでおります。

千葉大学に着任して早くも3か月が経ちました。以前のファイルを見たところ、福島大学時代のブログがありまして、福島大学時の足跡を残したままで、続く形で、千葉大学より発信をしたいと思います。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

千葉大学はJR総武線西千葉駅から徒歩すぐのところにあり、交通も便利です!

今後ともよろしくお願いいたします。

 千葉大学の南門。JR西千葉駅からすぐそばです。

 
市井研究室(私の居室)です。通常はこちらの部屋で仕事をしています。

2014年1月15日水曜日

海外演習報告会

1月29日(水) 12:15~12:45 (理工実験棟6F 地球環境実験室)において、研究室所属学生 藤井君の海外演習報告会を行います。興味のある方、アラスカって面白そうと感じた方、海外演習ってどんなことをやってるの、など、少しでも興味をもちましたら、是非、参加してみてください。

2014年1月12日日曜日

新年、1週間が過ぎました

新年の仕事始めから1週間が過ぎました。市井自身は休暇を取っていた関係で、8日が初仕事だったのですが、いろいろとバタバタしているうちに、完全に通常モードになっています。先週末は、まだ休暇中だったなんて、想像もつかないくらい、あっと言う間に時間が過ぎています。

研究室では、4年生の皆さんの卒業研究の追い込みの時期でもあり、がんばっていろいろと解析作業・論文作成が進んでいるところです。折角の卒業研究ですので、何かよいものにできるといいかなあ、、、と思っているところです。

私自身は、来週以降に控えている、JAXA GCOM-Cの年次報告会、さらには、環境省推進費のアドバイザ会合、その他、論文執筆、修正などに追われつつある時期ではありますが、必死にがんばっているところです。年度末の時期になるとだんだん慌ただしくなってきますね・・・。

2013年12月25日水曜日

クリスマスパーティ?

昨日は、クリスマスイブ、ということで、緊急クリスマスパーティを行いました。その場にいた4年生・3年生の学生+1月より客員研究員となる方+市井の6名でのちっちゃなパーティ。でも、たくさん食べました。ということで、今後の卒論の完成に向けて、がんばりましょう!

2013年12月15日日曜日

AGUが終わりました

AGUも無事に終わり、今は、サンフランシスコ空港で帰国便を待っているところです。

今回の学会では、私自身の発表が初日に終わったこともあり、比較的、余裕を持って、残りの日々をすごしました。主に見たのは、モデル比較研究に関する発表、や、統合モデル比較に関する発表、モデルの最適化、など、自分自身が深く関わっているプロジェクトに関する発表を中心にいろいろと見て、現状を感じてきました。正直な感想としては、もちろん、各分野、どんどん深くなって、どんどん動いているのは分かるのですが、自分たちもがんばって、どんどん成果をあげればいいのかな、という、前向きな感じ。もう少し研究テーマについても絞りつつ、ある程度焦点を絞った研究の進行が必要なのかな、、、と思いました。

ということで、今後も、どんどんがんばって、常によい論文を書けるグループを目指して、がんばりたいと思います。