2017年7月8日土曜日

Future Earthに向けてのCEReS学生との会合

市井です。

昨日は、CEReSにおいて、Future Earthという国際科学プロジェクトに関する学生との意見交換会に参加しました。そして、私自身も、「Future Earthのためのグローバルモデル・衛星データ」の紹介、ということで発表(レクチャー)を行いました。こちらの会では、センター学生全員を対象にするために、英語でレクチャーを行います。日本語もときどき混ぜながら。

Future Earthとは、「持続可能な社会を作る」ことを目指した新しい試みの国際研究プログラムです。地球規模の環境問題を解決し、持続可能な社会を作るためには、自然科学と社会科学が一緒になって、さらに、政策関係者などの社会パートナーと組んで環境問題の解決に取り組んでいこう、という試みです。これを千葉大学の環境リモートセンシング研究センターでは強く進めて行こうとしています。そのための学生向けの啓蒙活動です。

今回は、主にモデルの話を中心に行いました。こちらはリモートセンシングが専門の研究センターですので、モデルについてはどの程度知識があるのかなぁ、とかなり基礎から初めてみたつもりです。陸域生態系モデリングは難しそうでありながら、実は使ってみると、そんなに難しくはない、というものかなぁ、と私は思っていますので、興味があれば是非使ってみてください、というような感じで話を終えました。もちろん、Future Earthにつなげるにはどうしたらよいか、という、私にもまだ回答が出ていないような疑問を提示しながらも、私自身もよい勉強、よい経験になりました。

面白いのは、昨日は、教員は黙ってて!というポリシーで進めたため、学生さんからの意見や質問を受けることができ、有意義に思いました。

これからもこの勉強会には参加しつづけたいと思っていますので、興味のある学生の皆さん、是非、継続して参加してください。




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