2011年3月20日日曜日

査読

最近は、立て続けに論文の査読が舞い込んで来ます。本当に立て続けにどんどんやってくるので、読んではコメントを返して、読んではコメントを返して、、という繰り返しです。いろいろな論文を査読していて思うところがいろいろあり、私自身の論文執筆の際にも、以下のことを心がけたいと思っています。
すごく基本的な事項だけなのですが、アメリカにいた3年間で身についたことかなと思っています。

・新規性はクリアーに         (新規性の有無は重要)
・完成原稿を投稿すべし       (ミスが多いと、読む気が・・・)
・必要最小限の長さにする      (だらだら長いと理解が大変)
・分かりやすさをとことん突き詰める (分かりにくいと読むのが大変)
・図の完成度にはこだわる      (図の出来でも完成度の印象が変わる)

最近は、論文数自体が激増しているせいか、完成度があまり高くない論文でも、どんどん投稿されているように思います。が、査読者は、そこまでの基本的なコメントをするべきではないと思っています。そういった論文については、なるべく簡潔に査読レポートを記述するようにしています。

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