日本気象学会2017年度秋季大会(開催地:北海道大学)において、本研究室より近藤特任助教が2件の発表を行います。お近くの方、気象学会などに参加の方は是非!
10月30日(月)18:00-20:00 北海道大学 学術交流会館 第1会議室(C会場)
近藤雅征 (2017) 近年の地球温暖化現象に対する陸域生態系の役割, 日本気象学会2017年度秋季大会 統合的陸域研究会.
10月31日(火)午前 B会場
近藤雅征、髙木宏志、市井和仁、佐伯田鶴 (2017) エルニーニョ南方振動に対応した近年の陸域CO2吸収・排出傾向:地上・衛星観測に
基づいた異なるプロダクトの相互比較, 日本気象学会2017年度秋季大会.
気象学会Web:
http://www.metsoc.jp/topics/meetings/msjvisitors2
2017年10月25日水曜日
2017年10月15日日曜日
後期の授業開始!
10月より後期の授業、開始しました。私の担当は、
・観測データ解析(大学院) (分担)
・地球観測社会システム(大学院) (分担)
となります。
前者については、リモートセンシング分野におけるデータ解析プログラミング実習として、Pythonを用いたデータ解析について、実習を行うことになります。前々任地の福島大学においては、octaveというMATLAB類似のソフトウェアを使った実習書を準備して授業をしてきましたが、これをすべてPythonに置き換えつつ、Pythonの基本プログラミングもあわせてやってしまおうとしています。Pythonの教科書は書店に行けば山ほどありますが、こういった環境(気象)データセットに特化したものはなさそうです(あれば教えてください)。ですので、貴重な実習になるのでは、と思っています。
前々任地での授業資料:
https://www.dropbox.com/s/gu9aeaj8iq3f0ts/Octave_Lecture_2013.pdf?dl=0
後者については、近年、科学技術が社会にどのように還元されるのか、というのが重要視されています。また様々な環境・気候などの科学者が様々な地球環境に関する政策などにも貢献しています。その中で、いくつかの国際的な地球環境に関する枠組みを勉強できればよいかと思って、本授業を実施します。具体的には、IPCCやIPBESの取り組み、SDGs、あとは、FutureEarthなどの国際プロジェクトについて、現状を把握することを目的に進めていきたいと思います。
千葉大学に来て、初年度の授業ですので、最初はバタバタしてしまいそうではありますが、少しずつ授業のコンテンツを充実させていけたらと思っています。
・観測データ解析(大学院) (分担)
・地球観測社会システム(大学院) (分担)
となります。
前者については、リモートセンシング分野におけるデータ解析プログラミング実習として、Pythonを用いたデータ解析について、実習を行うことになります。前々任地の福島大学においては、octaveというMATLAB類似のソフトウェアを使った実習書を準備して授業をしてきましたが、これをすべてPythonに置き換えつつ、Pythonの基本プログラミングもあわせてやってしまおうとしています。Pythonの教科書は書店に行けば山ほどありますが、こういった環境(気象)データセットに特化したものはなさそうです(あれば教えてください)。ですので、貴重な実習になるのでは、と思っています。
前々任地での授業資料:
https://www.dropbox.com/s/gu9aeaj8iq3f0ts/Octave_Lecture_2013.pdf?dl=0
後者については、近年、科学技術が社会にどのように還元されるのか、というのが重要視されています。また様々な環境・気候などの科学者が様々な地球環境に関する政策などにも貢献しています。その中で、いくつかの国際的な地球環境に関する枠組みを勉強できればよいかと思って、本授業を実施します。具体的には、IPCCやIPBESの取り組み、SDGs、あとは、FutureEarthなどの国際プロジェクトについて、現状を把握することを目的に進めていきたいと思います。
千葉大学に来て、初年度の授業ですので、最初はバタバタしてしまいそうではありますが、少しずつ授業のコンテンツを充実させていけたらと思っています。
2017年10月10日火曜日
FLUXNETインタビュー記事
FLUXNET(渦相関法観測ネットワークに関する国際研究グループ)の今月のインタビュー記事に掲載されました~~。
http://fluxnet.fluxdata.org/2017/10/10/people-kazuhito-ichii-chiba-university/
http://fluxnet.fluxdata.org/2017/10/10/people-kazuhito-ichii-chiba-university/
2017年9月23日土曜日
IPBES 2nd Author Meeting, Capetown
2017/9/18-22の日程で、南アフリカ・ケープタウンにおいて、IPBES Global Assessmentの執筆者会合が開催され、市井が参加してきました。今回は、5月に完成させた1次ドラフトのコメントを受け、2次ドラフトに向けて、どのようにしてよい評価報告書を作成していこうか、、という会議になりました。
IPBESについて、補足をしますと、IPBESは、「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム」と訳されており、IPCCの生物多様性版とも言われている組織です。
詳しくは:
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/activity/policy/ipbes/index.html
私自身は、生物多様性の分野は、直接の研究分野ではありませんが、生物多様性やその自然への影響を考える上では、生態系機能(CO2吸ったり、温度を下げたり、その他諸々)が重要な要素になりまして、そこを専門としていることから、執筆者として参加をしています。
5日間の会議ですが、朝から夕方までをほぼすべて打ち合わせをすることで、一気に進んだ気がします。あとは、これでまとまったことを、2次ドラフトに向けて、どんどんまとめていくことになります。
いくつか参加者のTwitterなどに写真を見つけてしまいました。
IPBES Twitter
打ち合わせ風景1
打ち合わせ風景2
https://twitter.com/IPBES/status/911243919782006784
IPBESについて、補足をしますと、IPBESは、「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム」と訳されており、IPCCの生物多様性版とも言われている組織です。
詳しくは:
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/activity/policy/ipbes/index.html
私自身は、生物多様性の分野は、直接の研究分野ではありませんが、生物多様性やその自然への影響を考える上では、生態系機能(CO2吸ったり、温度を下げたり、その他諸々)が重要な要素になりまして、そこを専門としていることから、執筆者として参加をしています。
5日間の会議ですが、朝から夕方までをほぼすべて打ち合わせをすることで、一気に進んだ気がします。あとは、これでまとまったことを、2次ドラフトに向けて、どんどんまとめていくことになります。
いくつか参加者のTwitterなどに写真を見つけてしまいました。
IPBES Twitter
打ち合わせ風景1
打ち合わせ風景2
https://twitter.com/IPBES/status/911243919782006784
2017年9月5日火曜日
第10回二酸化炭素国際会議(スイス)
2017年8月21日~25日まで、スイスのインターラーケンというところで、第10回二酸化炭素国際会議(International Carbon Dioxide Conference)が開催され、当研究室より、市井・近藤の2名で出席(発表)してきました。
今回は、近藤さんは、口頭発表の座をゲット!東南アジアのCO2収支に関する研究成果を発表してきました。会議に加えて、その他の研究打ち合わせなどもたくさんこなし、充実した滞在になりました。
この会議は、4年に一回の開催でもあることから、CO2のオリンピックとも影では言われる非常に重要な会議です。この会議において、口頭発表の競争率は非常に激しいなか、近藤特任助教は口頭発表の機会を受けることができました。素晴らしいです!!
今回は、近藤さんは、口頭発表の座をゲット!東南アジアのCO2収支に関する研究成果を発表してきました。会議に加えて、その他の研究打ち合わせなどもたくさんこなし、充実した滞在になりました。
この会議は、4年に一回の開催でもあることから、CO2のオリンピックとも影では言われる非常に重要な会議です。この会議において、口頭発表の競争率は非常に激しいなか、近藤特任助教は口頭発表の機会を受けることができました。素晴らしいです!!
口頭発表の会場の一つです。格式高そうな会場でした。
近藤特任助教の発表風景。多くの質問が来て、聴衆の関心の高さを感じました。
会場付近の風景。遠くには氷河が見え、近くではパラグライダーが飛んでいます。
2017年8月18日金曜日
AsiaFlux Workshop 2017 (北京)
北京で開催される AsiaFlux Workshop 2017において、本研究室より、以下の発表が行われました。
Kondo M., K.
Ichii, T.M. Saitoh, N. Saigusa (2017) Toward integrated understanding of
spatial variability in Asian carbon fluxes using AsiaFlux network and AsiaMIP
datasets. AsiaFlux Workshop 2017, Beijing, China (Oral). (Aug 17, 2017)
Workshop URL:
CEReSニュースレター6月号記事
私たちの所属するセンターのニュースレター6月号に、私(市井)が書いた記事として、
・FLUXNET Conference 2017の参加報告
が掲載されました。また、FLUXNETのようなサイト観測研究が、どのようにリモートセンシングと深くかかわっているか、などについても、簡単に記載しております。是非、ご覧ください。
http://www.cr.chiba-u.jp/Documents/newsletter/CEReSNews1706.pdf
夏の休暇(盆休み)も明け、再び全力投球の時期にやってきました。今月・来月にかけては、海外出張が計2回、プロポーザルの作成、そして論文執筆など、イベントが目白押しです。
・FLUXNET Conference 2017の参加報告
が掲載されました。また、FLUXNETのようなサイト観測研究が、どのようにリモートセンシングと深くかかわっているか、などについても、簡単に記載しております。是非、ご覧ください。
http://www.cr.chiba-u.jp/Documents/newsletter/CEReSNews1706.pdf
夏の休暇(盆休み)も明け、再び全力投球の時期にやってきました。今月・来月にかけては、海外出張が計2回、プロポーザルの作成、そして論文執筆など、イベントが目白押しです。
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